あるさんち。

インターネット牧場。

エスケーピスト2は面白いよっていう話。

f:id:kakumochi:20180827055223j:plain

 オクトパストラベラーを少しサボってインディーズゲームの「The Escapists2」をやってみました。脱獄サンドボックスって書いてありますね。

 ルールは簡単です。どんな手を使ってでも脱獄できればオッケー。

 

 少しだけ遊んでみての感想は、海外製のPCゲームだなー、って感じです。

 とにかくチュートリアルが無いし、とにかく説明が無いです。なんかいろいろアイテムは手に入るけどアイテムの説明欄とか無いから、それが有用なのか不要なのか希少なのかどうなのか、とにかく手探り感を楽しめますね。

 一応ステージ0みたいなチュートリアルはあるにはあるんですけど、「チュートリアル?HAHAHA!まあ俺の武勇伝でも聞けよ!!な!!!」みたいな感じで、まじで最低限の操作方法しか教えてくれないんですよね。

 まあ裏を返すと、自由な発想で好きなルートで何してもいいよ、ってことなんですけども。

 

 とにかくこう「プレイヤーとしていま試されているぞ」という緊張感がありますよ。

 

 まず朝の7時に起床して、点呼を受けるところから始まります。

 プレイ中ずっとナビゲーションとして黄色い矢印が出ているので、ひとまず矢印に従って日々の囚人ライフを楽しみます。

 

 点呼が終わったら朝食を食べ、少しの自由時間で読書をしたりなんかして、昼食のあと労働時間が入ります。短い労働が終わると運動の時間になるのでトレーニングルームに集合です。小一時間トレーニングしたらシャワータイム。そのあと夕食になります。

 当然というか、決まった時間にスケジュール通りの行動を取らないと、看守に目を付けられます。まずは模範囚として大人しくやり過ごすのが賢いやり方。日々の囚人ライフを繰り返しながら、脱獄の隙を窺うのです。

 

 夕食が終わると長めの自由時間が与えられます。

 他の囚人とコミュニケーションを取ってもいいし、看守のご機嫌を取ってもいい。一人こそこそと脱獄の準備を進めてもいいし、誰かをぶん殴ってアイテムを奪ってもいいです。

 最後に就寝前の点呼を受けた後、自分の房に戻って就寝です。

 もちろん睡眠時間を削って脱獄ルートを確保してもいいんですけど、ベッドが空っぽなのが見つかってしまうとよろしくないかもしれませんね。

 

 

 そうしてまた朝が来て、点呼を受けるところから一日が始まります。

 

 という感じで、何日も何日も同じように繰り返される囚人ライフのなかで、隙間の時間を見つけて脱獄の準備を進めていくというゲームです。

 

 最初は何の説明もなくて訳が分からない状態なので、とにかく黄色い矢印を追いかけることに必死になるんですけども、だんだんと慣れてくると途中で抜け出して穴を掘りに行ったりできるようになります。

 脱獄のイメージが固まってくると、たくさんあるアイテムも、自分に必要なものとそうでないものがわかるようになってきます。というか、アイテムインベントリめちゃめちゃ少ないからその辺の取捨選択が出来るようにならないときついなーって感じですね。

 

 あと面白いなーって思ったのは、穴掘りで発生した『土』がアイテムとして強制取得になるんですけど、その『穴掘りの痕跡』であるところの土をその辺に適当に捨てちゃうと、脱獄の痕跡として認識されちゃって監獄の警戒レベルが上がったりするんですよね。

 証拠隠滅にも気を遣いますよ。

 

 「ポスター!そうかこのポスターで壊した壁を隠しておけばいいんだね?!」などと試したりもしましたが、全然そういう使い方じゃなくて、ちょっと深読みしすぎてるなーってこともやりました。

 もっとシンプルに、ひたすら穴を掘りましょう。ひたすら穴を。

 

 

 てなわけで看守の目の届かないところでせっせと穴を掘り進めて、「あともう一息で脱獄完了では?!余裕だぜHAHAHA-!!」っていうところまで来てたんですけど、急にBGMとか鳴らなくなってきたからたまにはセーブして再起動するかって再起動したらセーブデータが破損してしまいました。

 調べてみると、switch版はそういう不具合がちらほら起こってたみたいですね。残念です。

 

 なんか海外版の方でパッチ当て始めてるらしいぞってTwitterの人が言ってたので、アプデが来たらまた手を付けようかな。

 挙動が不安定なところを除けば面白いゲームなんですけど、データ破損におびえながらゲームを進めるのは勘弁な。

 

 謎のオンラインマルチ対応ゲームなんですけど、一人で黙々とやっても楽しいですから、セーブデータが消えても泣かないよって人はぜひ。